フロンティアーズ・グループ代表紹介

伊藤 裕太 (いとう ゆうた)

  • 株式会社フロンティアーズ 代表取締役社長 兼 CEO
  • 日本ビクター株式会社代表取締役社長(〜2011年4月)

(2016年4月4日現在)


1979年 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、一貫して世界のものづくり企業での仕事に携わってきた。

1979年 パイオニアに入社。1980年代末米国に駐在し、レーザーディスクを業務用・民生用の分野で普及させる仕事に奔走。米国の出版社と学校教育目的のレーザーディスクの出版を企画し、レーザーディスクというメディアをカリフォルニア州やテキサス州で教科書の代替メディアにまで押し上げた。

1993年にアップルコンピュータに転じ教育市場営業部長、デベロッパ・マーケティング部長などを務める。またアップルマルチメディアフォーラムを設立し、副会長としてマルチメディアクリエイターの養成に尽力した。

その後ディズニーインタラクティブジャパン、エキサイトなどのITメディア企業での勤務を通して、インターネット勃興期にコンテンツ産業の育成にチャレンジした。

1999年よりGEの家電事業本部長。日本市場責任者としての業務を遂行する一方で、GEのリーダーシップトレーニングやシックスシグマなどの経営手法を習得。

2004年 日本ポラロイド株式会社代表取締役社長に就任。2007年米国ポラロイド社 上席副社長/アジア・太平洋地域担当ゼネラルマネジャーに昇格し、アジア全域のオペレーションを任された。

2009年 米国ポラロイド社の破綻の際、会社・顧客・社員を守るためにMBOを断行し、日本ポラロイド(現社名:(株)フロントランナー)のオーナーとなった。
2010年4月 日本ビクター株式会社の代表取締役社長に招聘され、同6月JVC・ケンウッド・ホールディングス(株)の取締役・執行役員常務にも選任された。2011年4月両社役員を辞任した。

2011年5月にiTune上でのレーベルである(有)パムリンクに出資し、同社の取締役・共同経営者に就いた。
(株)フロントランナーの取締役会長も務める。

2011年9月 「東日本大震災への国際救援に対する感謝のコンサート ~”ありがとう”を音楽に乗せて~」を、プロデューサーとして企画・組織し、9月27日に国際救援チームを派遣し、国々などの大使・公使・代表者を招いて、コンサートを開催した。 

東日本大震災への国際救援に対する感謝のコンサート ~”ありがとう”を音楽に乗せて~
www.arigato-concert.jp

1993年度より早稲田大学理工学部非常勤講師として「情報社会論」「デジタル家電の興亡」「情報通信文化論」などの授業を担当、2008年度より明治大学にて「ソフトパワー論」の講義も担当し、2009年度より3年間法学部特別招聘教授。

2012年度より東北芸術工科大学企画構想学科客員教授を務める。

2012年度春学期より早稲田大学エクステンションセンター講師を務める。

2012年7月より東京新聞の日曜日朝刊「新聞を読んで」の執筆陣に加わる。

2012年12月より公益社団法人才能教育研究会の公益法人化に伴い、理事に就任。

2013年4月より相模経済新聞客員論説委員
コラム「伊藤裕太の着眼大局・着手小局」を執筆。

2013年4月より公益財団法人日本音楽教育文化振興会理事に就任。

2014年3月 「スズキ・メソード テン・チルドレンの50年記念コンサート」を、総合プロデュース。
創始者鈴木鎮一による、30年に及んだ海外演奏遠征に参加した、往年のテン・チルドレン達が出演。
高円宮妃殿下御臨席。世界各国の大使・公使・代表者を招いて、コンサートを開催した。

スズキ・メソード テン・チルドレンの50年記念コンサート
50years of the Suzuki Method “Ten Children”

2014年より明治大学サービス創新研究所 客員研究員を務める。

2015年3月 合同会社 ホレカコンサルティング設立 会長。

2015年6月 株式会社アマリージュ設立 取締役会長。

201512月 ポラロイド製品のアフターサービス業務を終了し、20163月株式会社フロントランナーの全株式と株式会社デバイスタイルの全保有株式を売却。
フロントランナー社の代表取締役・取締役を退任。

【著書など】

  • 「学生のためのマルチメディア」(1995年)
  • アップルコンピュータにて「マルチメディア技術教育体系」編集
  • 伊藤裕太スペシャルインタビュー これまでのTVとこれからのデジタルネットワーク(iTunesストア オーディオブック)
  • 深紅のシャコンヌ CD企画参加 演奏: 大谷康子(ヴァイオリン)(2008年)
  • R.シュトラウス ヴァイオリン・ソナタ作品18 / ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 CD企画参加 演奏: 大谷康子(ヴァイオリン)、イタマール・ゴラン(ピアノ)(2014年11月)
  • 「お菓子な名曲サロン」CDへの企画協力(2015年)

新聞、雑誌への寄稿や大学や企業での講演も多い。情報文化学会、日本ベンチャー学会に所属。
趣味は城郭・寺社仏閣めぐり、歌舞伎や落語などの日本の古典芸能鑑賞。クラシック音楽をこよなく愛し、チェロ・バイオリンを時々触っている。またフェルメールの全絵画作品鑑賞を目指し、現在34点。
国際文化会館、稲門政経会、平塚富士見カントリークラブなどの会員である。